お知らせ

介護食について -その1-

こんにちは、あさひケアサービス/訪問部門です。今回は介護食についてお話をしようと思います。

 

私たち、訪問ヘルパーは食事を作ることがあります。ただご飯を作るということではなく、その人に適した介護食を作らなくてはいけません。

 

高齢者は様々な原因により、食べることが困難になります。単に身体能力の衰えによるものだけではありません。【筋力低下】によって噛む力や飲み込む力が衰えたことが原因であれば、食事を刻んだりあんかけにしたりという工夫が必要になります。【認知症】によって食べるという行為が分からない、食べ物だと認識できないことが原因であれば、食事を刻んだりミキサーにかけたりすることは更なる混乱を招きます。

 

その方が何が原因で食べられなくなっているのかをよくアセスメントし、その方に適した食事作りを心がけています。

 

【食べられなくなる原因】として、下記のような原因が挙げられます。

①身体機能の衰え
・噛む力や飲み込む力、消化機能の衰え
・運動量が減り、おなかが空かなくなる
・食べる動作が遅く時間が掛かる、疲れて食べきれない
②認知症による問題
・食べるという行為が分らない
・落ち着いて座ってられない
・介助者の手助けをけられない
・偏食
③食べる環境の問題
・一人で食べるのが寂しい、楽しくない
・家族と異なる食事に対する疎外感
・姿勢が悪く食べづらい

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